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コーヒー2050年問題

2024年09月25日

「コーヒーの2050年問題」

地球温暖化による気候変動の影響により、コーヒーの栽培に適した土地が半減し、
2050年までにこれまでの生産活動が存続できなくなる可能性を指すものです
地球温暖化の影響は、栽培環境にさまざまな悪影響を及ぼし、生産量と品質の低下を招いています

コーヒーの種類は主に、
「ロブスタ種」(ロブスタ種は、主に缶コーヒーなどに利用されている産業向けの品種)と
「アラビカ種」(アラビカ種は、「ブルーマウンテン」や「ゲイシャ」など、“美味しいコーヒー”として人気があり、カフェやホテルで提供されることの多い品種)の2種に分けられます

コーヒー産地は、北緯25度~南緯25度の「コーヒーベルト」と呼ばれる地域に集中していて、ブラジル、ベトナム、コロンビアが有名な産地となっていますが、
今後の気候変動によって、それらの地域でのアラビカ種のコーヒー栽培が困難になり、50%もの土地でコーヒー豆の栽培ができなくなると見込まれています

生産量の減少によりコーヒーチェーンや商社などの間で世界的なコーヒー豆争奪戦が繰り広げられています
近年の珈琲価格の上昇も、年々高まる需要に反して生産量が低下していく現状では、今後さらに高騰する恐れもあります


様々な問題を抱えている珈琲の未来ですが、各国、関係者もようやくこうした問題の解決に向けて動き出し始めました
我々も環境問題、生産国の労働問題、途上国の貧困問題などに関心を持って取り組まなければいけない時代になっているのです

毎日のコーヒーもありがたく頂きたいものです




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